セッション　　　　　全てネタバレなし　～狂気の傑作～（2025年9月更新）

あらすじ

天才ジャズドラマーを夢見る青年アンドリュー・ニーマンは、名門シェイファー音楽院に入学し、伝説的な指導者フレッチャーのバンドに参加します。

しかし、フレッチャーは天才を育てるためなら暴言や暴力もいとわない鬼のような教師。

アンドリューは限界を超える練習に追い込まれながらも、成功への執念と師への対抗心に燃え、過酷な音楽の世界でもがき続けます。

セッション公式サイト引用

吹奏楽部員の人、音楽が好きな人

僕はもともと吹奏楽部の部員で、映画ではみんなで一つの曲を作り上げていくシーンが数多くあるため、共感する部分がとても多かったです。

今回の作品はとても演奏が素晴らしいのでジャズを知らない僕でも十分楽しめました。また映画鑑賞だけではなく、音楽鑑賞としても非常に楽しむことができました。ジャズはあまり聴かないのですが、この映画を見てジャズを聴く機会が多くなった気がします。

ドラゴンボールが好きな人

本作の主人公は最初の方は、か弱くて泣き虫の少年なのですが先生や好きな人とかかわっていくことでドラムだけではなく、人として強くなり成長していきます。

また、私が鳥肌の立った主人公覚醒シーンもありますので、楽しみにしておいてください！

今回、特別難しい専門用語や音楽単語は出てきません

安心してご視聴ください

この映画に出てくる音楽として、代表的な曲二つを時間があればあらかじめ聞いておくことをお勧めします

Whiplash（ホイップラッシュ）
　ハンク・レヴィ作曲。変拍子が特徴の難曲で、映画タイトルにもなっています。アンドリューたちが繰り返し演奏する重要な曲。

Caravan（キャラバン）
　デューク・エリントン作曲の有名曲。重要な演奏シーンで使われる。

spotifyやyoutubeで聴いてみてください！

マイルズ・テラーのドラム演奏はほぼ本人

主人公アンドリューを演じたマイルズ・テラーは、実際にドラム経験者で、自ら多くのシーンを叩ききった迫真の演奏を見せています。汗や血にまみれながら必死に食らいつく姿は、観ている側が息をのむほどすごい演技です。

J・K・シモンズは助演男優賞を受賞

圧倒的な存在感を放つのが、教師フレッチャー役のJ.K.シモンズ。

鬼のような罵声、予測不能な表情、そして一瞬の静寂に漂う恐怖感…その演技力でアカデミー助演男優賞を受賞しました。彼がいるだけで教室の空気が凍りつくような緊張感が生まれます。