あらすじ
舞台は1980年代初頭のゴッサム・シティ。
主人公アーサー・フレックは、病気の母と二人暮らしをしている貧しい男で、ピエロの仕事をしながらスタンドアップコメディアンを夢見ています。
しかし、社会は冷たく、彼は仕事でも私生活でも虐げられ、次第に心が壊れていきます。
笑うことしかできない彼の「悲劇」は、やがて誰もが知る“ジョーカー”という存在を生み出すことになります。
公式予告映像
JOKERの概要
| 映画名 | 日本語名 ジョーカー 英語名 JOKER |
| 上映時間 | 2時間2分 |
| 公開年 | 2019年 |
| 映画の舞台 | ゴッサム・シティ (架空の都市。アメリカのニューヨークをモデルにしている) |
| 対象年齢 | R15+(15歳未満は鑑賞禁止) |
| 主演 | ホアキン・フェニックス |
| 監督 | トッド・フィリップス 代表作(ハング・オーバー) |
| 脚本 | トッド・フィリップス スコット・シルヴァー |
| 原作 | DCコミックスのキャラクター「ジョーカー」に基づくオリジナル脚本 ※特定のコミックを直接原作にしているわけではなく、独自の解釈で描かれた物語。 |
ネタバレなしの簡単な感想
この作品は社会に絶大な影響を与えた映画です。
渋谷のハロウィンに行っても、ジョーカーの仮装をしている人は多く、京王線で人を刺したうえ社内に火をつける事件もありました。
この映画は良くも悪くも人を動かし、影響を与える作品です。
ジョーカーに共感するシーンが数多く出てきますが、共感してはいけないシーンも数多くあります。
確実に相手が悪いのに主人公アーサー(ジョーカー)が理不尽に暴行を受けるシーンや、笑われるシーンなどがあります。
普通なら逃げるか、泣いて許しを請うか、殴るかしますがそれで終わらないのがジョーカーです。
JOKERがとった行動に怒るか、悲しさを感じるか、共感するかは人それぞれだと思いますが共感したらかなり危険だと思います。
共感したらJOKERのとった行動をあなたもとってしまう可能性が0ではないからです。
JOKERとはいったいどういう存在なのか、JOKERを支持する人たちはどういった人たちなのか。
これらの点に注意して鑑賞するとより一層映画が面白くなり、理解が深まると思います。

こんな人に見てほしい
| 社会の裏側や人間心理を深く掘り下げた映画が好きな人 | 主人公の心の崩壊と社会の冷たさを丁寧に描いており、考えさせられる内容です。 |

| 悪役の誕生の過程を見たい人 | ヒーロー映画ではなく、「なぜ彼のような人が生まれたのか」をリアルに描いています。 |
| 演技や映画表現をじっくり味わいたい人 | ホアキン・フェニックスの怪演や、映像・音楽・色彩の表現が非常に完成度高く、映画としての芸術性を楽しめます。 |
| 社会問題や現代の格差に興味がある人 | 「貧困」「無関心」「孤独」といったテーマが、現代社会にも重なる部分があります。特に孤独を感じた時にこの作品を見ると、ぶっ刺さります。 |
こんな人は見るのに向いていない
スカッとするエンタメ映画を期待している人
→ ヒーロー映画のような爽快感や派手なアクションはありません。重く暗い雰囲気が続きます。
暴力や心理的に重い描写が苦手な人
→ 暴力シーンや精神的に追い詰められる場面が多く、心にずっしり残る内容です。
明確な善悪がはっきりした物語を好む人
→ この映画は“正義と悪”が曖昧で、見る人によって解釈が分かれるタイプです。
ストーリー展開の速さを求める人
→ ゆっくりと心理を描いていくため、テンポの遅さを感じる人もいます。
JOKERを見る前に予備知識は必要?
結論、必要なし!
知っておくとより楽しめるポイント
ジョーカーとは誰か
→ 『バットマン』シリーズに登場する有名な悪役。
舞台のゴッサム・シティは“架空のニューヨーク”
→ 不況・格差・犯罪の増加など、1980年代のアメリカ社会を反映しています。
「笑いの病気」が象徴するテーマ
→ アーサーが“笑いたくないのに笑ってしまう”のは、彼の心の病であり、社会と心の不調和の象徴。ここを意識して見ると、作品の悲しさや皮肉がより深く感じられます。

配信状況、DVD、Blu-ray
見放題で配信しているサービス
- U-NEXT(一番おすすめ!とにかく見れる映画が多い!とりあえず1か月無料トライヤルをすることをお勧めします!僕もここからスタートしました!)
- Netflix(オリジナル作品見るならこれ!今際の国のアリス面白い!)
- Hulu (地上波ドラマやバラエティも欠かさずに観たい人におすすめ!)
レンタル・購入で配信しているサービス
- Prime Video
- TELASA
- J:COM STREAM
DVD, Blu-ray


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